ペルー旅行Q&A
ペルー旅行に行かれる前にしっかり準備しておこう
Q. ペルーの気候は地域によって違うの?
【リマ】
12月~4月半ばまでは、夏の気候です。半そでシャツで十分です。
4月半ばから気候が変わります。長袖が必要です。6月~9月は冷えることがあり、
セーターや上着が必要です。
冬の最低気温10度を少し下回る程度、夏の最高気温は30度を少し越える程度です。
冬場に少し霧雨が降りますが、その他はほとんど雨が降りません。
【ナスカ】
年中と通して、夏の気候ですが、夜少し冷えることがあります。
【クスコ、プーノなどの山岳地帯】
乾期と雨期に分かれます。乾期は、4月半ばから11月半ば、雨期は11月後半から
4月の前半までです。一番雨の多い時期は、1、2月です。
朝晩と日中の気温差があり、乾期の朝晩は氷点下近くまで冷え込むことがあります。
日中は天気がよいと、20度ぐらいまで気温上がることがありますが、天気崩れると
急激に気温が下がることがあります。脱いだり、着たりできる恰好が望ましいです。
【マチュピチュ】
日中天気がよいとTシャツ1枚でもよいくらいですが、天気が崩れると肌寒くなり
ます。夜は少し冷えます。蚊やブヨが発生することがありますので、虫除けスプレー、虫除けの薬があれば
便利です。
その他の事項:
1.ペルー全般と通じて、日差しが強いので、日焼け対策は怠りなく。
2.遺跡を歩くことが多いので、歩きやすい靴でご参加ください。
3.雨期は雨の中の観光となることもございます。合羽が便利です。
Q.通貨・両替について教えてください
ペルーの通貨は、ソル(ソーレス)です。
紙幣:10、20、50、100、200ソーレス
貨幣: 1、2、5ソーレス、1、5、10、20、50センティモス
両替は、銀行、両替商、ホテルで行うことができます。
両替できるのは、米ドル、ユーロの紙幣で、貨幣は両替できません。
日本円は、リマ空港内の両替所などごく一部でしか両替できず、出来るところも
非常に率が悪いので、米ドルをお持ちになられてください。
Q クレジットカードは使えるの?
ビザ、マスターが一般的です。その他にアメックス、ダイナースが利用いただけます。
JCBは利用できる店が限られております。
クレジットカード利用の場合は、カード手数料を上乗せして、請求されることが
多いようです。(数パーセントから10%) 店によって対応がことなりますので、利用時にご確認ください。
またアメックスのトラベラーズ・チェックは以前はクレジット銀行(Banco de Credito)で
両替は出来たのですが、今は両替はできません。
Q お水は買ったほうがよいですか?
ペルーの水道の水は飲料用ではありません。ミネラル・ウォーターをお求めください。
普通のお水(アグア・シン・ガス=Agua sin gas)と炭酸水(アグア・コン・ガス=
Agua con gas)があります。
Q 身分証明書携帯義務について教えて下さい。
ペルーは法律で、身分証明書を携帯するように義務付けられております。
外国人観光客の場合は、パスポートがそれにあたります。原本でなく、コピーで大丈夫
です。観光に出られるときは、原本はホテルのセーフティーボックスに預けるなどして、
コピーをお持ちになり、お出かけすることをお勧めいたします。
航空機、長距離バス、列車利用時には、原本の提示が必要です。
セーフティーボックスに預けたものは、チェックアウトごとに取り出してください。
Q ホテルのチェックインの際の注意点
外国人観光客が宿泊する際に、ホテルにてパスポート&入国カードのコピーを取ります。
外国人観光客には、宿泊料金の免税(消費税18%分)措置が取られております。
税務署よりホテル側にパスポート&入国カードのコピーの提出が義務付けられており、
各ホテルチェックインのときに、コピーを取らせていただいております。
パスポート&入国カードを紛失した場合、ホテル側がコピーを取ることを拒否した場合
には、免税措置が受けられず、ホテルより税金分の支払いを要求される場合がございます。
Q チップについて教えて下さい。
レストランでのチップ: レストランのランクによっても異なりますが、食事代金の5%前後が一般的です。
枕銭:一部屋につき1ドルが相場です。
ホテル、空港でのポーターへのチップ:荷物1個につき1ドルが相場です。
ガイド&ドライバーに対するチップ:(相場)
1.送迎(長距離:20分以上) ガイド 3~5ドル
2.送迎(短距離:20分以内) ガイド 2~3ドル
3.観光(半日) ガイド 5~8ドル
4.観光(1日) ガイド10~15ドル
ドライバーはガイドの60~70%ぐらい。
Q 現地空港で支払う出国税について教えて下さい
ペルーでは、空港使用税は各空港にて、出発時の支払いです。
※リマとフリアカ空港税は、航空券に含まれます。
ナスカ地上絵観光時
ピスコ空港 :空港税 S/. 13 または US$5.00
イカ空港 :空港税 S/.32 またはUS$10.00
ナスカ空港 :空港税 S/.25.00 またはUS$10.00
米ドル又は現地通貨の現金のみでの支払いです。カード、トラベラーズ・チェックでの
支払いはできません。
※ピスコ・イカ・ナスカ空港の空港税ですが、
また、2015年現在の料金になります。
Q 高山病について気をつけたほうがよいことはありますか?
低地より高地へ移動した場合、高山病と呼ばれる症状がでることがあります。
頭痛、倦怠感、吐き気などの症状です。
人によって症状が出る方、出ない方がいます。出る方でも症状が軽い方、重い方が
います。症状が軽い方は、時間とともに治ることがほとんどですので、あまり気にすることはないと思われます。
注意事項:1.ゆっくり行動をする。
2.暴飲、暴食は避ける。出来ればお酒は控える。
(高地の初日は飲まないほうがよいでしょう。)
3.バスタブの利用は避け、シャワーのみで済ませる。
(あまり暑くない温度で短時間)
4.水分は多めに取る。
5.深呼吸を行う。(かなり効果あり)
高山病予防薬:ペルーで市販の薬で、ダイアモックス、ソローチェピルがあります。
前者は、手先が痺れるなどの副作用があります。(日本では処方箋が必要です。)
ともに高地に行く前日から服用します。
睡眠薬は、呼吸を抑制する作用があり、高山病にかかりやすくなります。 高地での服用は避けられてください。
症状が重い場合でも、酸素吸入を行えば症状が改善することがあります。
ホテル、観光用車両には酸素ボンベが備え付けられておりますので、お申し出ください。
酸素吸入を行っても、症状が改善されない場合は、医者の診断を仰ぎましょう。 現地係員、ホテルの職員のご相談ください。
Q マチュピチュ行きの列車に乗る際の注意点
マチュピチュ行きの列車には、スーツケースなどの大きな荷物は載せることが
できません。大きな荷物は、クスコのホテルへ置いていただき、必要な荷物だけ持って、マチュピチュへお出かけください。
荷物を置くことができるスペースは、ご自身の席の足元のみです。
Q 現地でマチュピチュ遺跡の入場券を買いたいのですが?
遺跡では、入場券を販売しておりません。麓の村の文化庁の窓口にてお求めください。
購入の際には、現地通貨のみでの販売です。
マチュピチュ村では、米ドルとの両替の率が悪いので、クスコなどで事前に両替をしておくことをお勧めいたします。
遺跡までのバスチケットは、バス乗り場で購入できます。米ドルでのお支払いができます。
Q ワイナピチュ登山希望のお客様へ
ワイナピチュへの入山は07:00~08:00の第一グループ、10:00~11:00の第二グループがあります。
それぞれ1日200人までとなっております。(計400人まで)
繁忙期は1・2か月前から完売することもございます。ワイナピチュ入場券ご希望の場合は、お早めにお知らせください。
登山をご希望のお客様は、朝早く行かれることをお勧めいたします。
足場が悪いところがありますので、登る際には十分に気をつけてください。
雨が降っている時、激しい雨が降った後の登山は、足元が滑りやすく危険ですので、中止した方がよいでしょう。
海外旅行保険は絶対にご加入してください
ペルーでは物価水準、生活水準の違いにより、不測の事態が生じた場合に、十分な
補償が得られない場合がございます。出発地にて、必ず海外旅行保険へのご加入をお願い致します。